2012年1月2日月曜日

Oracle10g OEMコンソールが起動しない

WindowsXpのOracle10g OEMコンソールが昨年末から起動しなくなった。

今までだと、サイトでググッて確認した oemapp.bat のメモリ割り当て設定を変更して対応できた。
if "%ORACLE_OEM_JAVAMX%" == "" set ORACLE_OEM_JAVAMX=-mx384m
REMif "%ORACLE_OEM_JAVAMX%" == "" set ORACLE_OEM_JAVAMX=-mx128m
上記は、以前にメモリを128mから384mに変更して起動できるようになったが、今回はこの値を大きくしても起動せず、なんど768mにしたら一度起動ができたが、その後起動ができない...

これは、ちょっとおかしいよなぁ~
こんなにメモリを必要なんて考えれない。(ーー;)

仕方ないので、調査を行う事にした。
タスクマネージャを起動してからOEMコンソールを起動してメモリ使用量の推移を監視してみる。

上記の先頭行を参照のこと。
なんと、メモリ使用量がどんどん増加して384MBどころか700MB以上になっていく。そして、oemapp.bat のORACLE_OEM_JAVAMXの設定値を超えるとエラーが発生する。
一度は、設定値を768mで起動しただが、その後は768mを越えていきエラーになる。こんなのはおかしい。

そこで、オラクルのクライアントフォルダの中でOEMコンソール起動時に書き込みが行なわれるログもしくは設定ファイル的はものはないかとフォルダを検索したところ、 dbappprf.properties というファイルが更新されているので、確認するとなんと260MBものファイルになっている。
オラクルの拡張子が .properties のファイルは設定ファイル系であったと記憶しているので、これはおかしい。
実際にファイルの内容を確認してみると、案の定...
よって、上記のファイル(dbappprf.properties)を削除してからOEMコンソールを起動したところ、無事に起動することができました。

また、oemapp.batORACLE_OEM_JAVAMXの値も当初の128mに戻して起動したが問題なく起動した。

要するに、オラクルクライアント9i から 11g まで複数バージョンインストールしてあるので、インストール時のPATHの設定状況悪い時に、違うバージョンのOEM(たぶん9i)に dbappprf.properties に異なるエンコード書き込まれて設定内容を読み込む際にトラブルを起こしているのではないかと思います。

なんとか無事に起動するようになり安心した次第です。

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