RPMパッケージには、コンパイル前のソースコードが格納されているソースRPMパッケージと、アーキテクチャごとにコンパイル済みで、インストール後すぐに利用できるバイナリRPMパッケージがあります。
ソースRPMパッケージのファイル名は「~.src.rpm」となっています。
バイナリRPMパッケージのファイル名は「~.i686.rpm」「~.x86_64.rpm」のように、アーキテクチャを表す表記が含まれる。
ソースパッケージからバイナリパッケージの作成方法。
treeパッケージで実施してみる。
下記のようなフォルダ構成を作成して、SOURCEフォルダに取得したソースRPMパッケージを配置します。
. ├─ BUILD ├─ BUILDROOT ├─ RPMS ├─ SOURCES │ └─ tree-1.6.0-4.fc17.src.rpm ├─ SPECS └─ SRPMS次に rpmbuild --rebuild コマンドを使ってソースRPMパッケージからバイナリRPMパッケージを作成します。すると、RPMS/<アーキテクチャ>ディレクトリ以下に、バイナリRPMパッケージが作成されます。
$ cd SOURCES $ rpmbuild --rebuild tree-1.6.0-4.fc17.src.rpm (中略) $ ls ../RPMS/i686/ tree-1.6.0-4.el6.i686.rpm tree-debuginfo-1.6.0-4.el6.i686.rpm
※RPMのビルドはrpmbuildコマンドが使用できなければなりません. rpmbuildはパッケージ「rpm-build」をインストールします。
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