CENTOS上でいろいろなソフトの設定を行っていたら、いつのまにかクライアントPCからCENTOSマシンへのVNCでの接続が出来なくなっていた。
[root@hoge ~]# service vncserver status Xvnc は停止しています [root@hoge ~]# service vncserver start VNC サーバー を起動中: no displays configured [ OK ] [root@hoge ~]# service vncserver status Xvnc は停止しています「サービスの設定」で確認してみてもやはり停止している。 しかし、特に設定を変更した訳ではないので今までと同じような感じもするが...
とりあえず、設定を見直し確認することにする。
VNCをxinetd経由で動作させる設定
改めて設定方法を順に確認していく。
※vnc-serverが既にインストール済み
[root@hoge ~]# yum install vnc-server
xinetdの設定を行う。
/etc/xinetd.d/下に起動ファイルを作る
/etc/xined.d/vncserver
service vnc { socket_type = stream wait = no user = nobody server = /usr/bin/Xvnc server_args = -inetd -query localhost -once -geometry 1024x640 -depth 16 -SecurityTypes None log_on_failure += USERID disable = no }
xinetdで待ち受けるポート番号を指定する。
/etc/servicesを編集する
# Local services vnc 5901/tcp # VNC SERVER
XDM認証を有効にする。
/etc/gdm/custom.confを編集します。
[xdmcp]セクションに「Enable=true」を追加します。
[daemon] RemoteGreeter=/usr/libexec/gdmgreeter [security] [xdmcp] Enable=true [gui] [greeter] DefaultRemoteWelcome=false [chooser] [debug]
GnomeデスクトップのGUI画面からだと「システム」→「管理」→「ログイン画面」
ここで設定した内容が/etc/gdm/custom.confと同一。
コマンドからGDM(GnomeDisplayManager)を再起動します。
# kill -HUP `cat /var/run/gdm.pid` ↓(下記と同意) # cat /var/run/gdm.pid 3350 # kill -HUP 3350
コマンド実行後、数秒するとGDMが再起動します。
※gdmの再起動なので、当然ながら現状のgdmの画面が消失します。(数秒後にログイン画面が表示されます。)
VNCの接続を許可する範囲を設定
/etc/hosts.allow で接続を許可するネットワークを指定する。
# # hosts.allow This file describes the names of the hosts which are # allowed to use the local INET services, as decided # by the '/usr/sbin/tcpd' server. # Xvnc: 127.0.0.1 192.168.1. 192.168.2.
再起動を行い、設定を確認する。
設定変更を行ったので、各デーモンを再起動する。
[root@hoge etc]# service xinetd restart xinetd を停止中: [ OK ] xinetd を起動中: [ OK ] [root@hoge etc]# service vncserver restart VNC サーバー を停止中: [ OK ] VNC サーバー を起動中: no displays configured [ OK ]
許可されるマシンからリモート接続を実施して確認する。
上記のようにリモート接続確認をする。
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