問題は、CentOS で使用されるソフトが最新版より2〜3世代前のバージョンが多いためだと思う。
gdm_slave_xioerror_handlerのエラーの件は2〜3年前に多くでているようで、ここ最近では Fedora や Debian や Ubuntu で情報がない。
CentOS でもいづれは解消されるのであろうが、2〜3年前の情報をもとに順番に対応してみようと思います。
今回は、xorg.conf のスクリーンの解像度を変更してみます。
現象は少し異っているが、エラーが同じ「gdm_slave_xioerror_handler: 致命的な X のエラー」であったので、スクリーンの解像度の設定を変更すると問題が解消されるかどうかを検証してみることにする。
Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 24 Modes "1440x900" "1280x1024" "1280x960" "1280x800" "1152x864" "1024x768" "800x600" "640x480" EndSubSection EndSection※上記のDefaultDepthとDepthを24から16に変更します。
Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "Videocard0" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 16 SubSection "Display" Viewport 0 0 Depth 16 Modes "1440x900" "1280x1024" "1280x960" "1280x800" "1152x864" "1024x768" "800x600" "640x480" EndSubSection EndSectionこれで様子をみることにします。
今回のエラーの内容(いつもほぼ同じですが...)
Dec 26 07:38:50 hostname gconfd (username-3354): シグナル 15 を受け取ったのでシャットダウンします Dec 26 07:38:50 hostname gdm[3246]: gdm_slave_xioerror_handler: 致命的な X のエラー - :0 を再起動します Dec 26 07:38:50 hostname gconfd (username-3354): 終了します
その後の経過報告(2011.02.27時点)
上記の設定後に gdm_slave_xioerror_handler は発生しなくなりました。
どうやら、スクリーンの解像度の設定を変更することで問題が解消されたようです。